ドイツ便り Oktober 2013

jdgk20140105b_019月で語学学校のコースが終了しました。10月2日に同じクラスのメンバーと先生と一緒に学校にある庭で終了パーティーをしました。それぞれの国の料理を持ち寄ることになったので、私はちらし寿司ときんぴらごぼうを作って行きました。ベトナムの春巻き、シリアのケーキなどなど9カ国の料理を囲んで楽しい時間を過ごすことができました。コース当初よりみなさんとも会話ができるようになり、ドイツ語も少し上達したと感じました。


jdgk20140105b_0210月3日はドイツ統一記念日です。この日はドレスデン在住のウクレレ奏者の友人宅で昨年同様パーティーがありました。夜は気温が下がり空気が冷たかったけれど、火を焚いてキャンプファイヤーのようでした。ウクレレの生徒さんたちにアコーディオン奏者も加わり、食べて飲んで歌って踊ってとても賑やかなパーティーになりました。

ウクレレの生徒さんが振り付けを考えダンスをしている様子
ウクレレの生徒さんが振り付けを考えダンスをしている様子

jdgk20140105b_0410月17日~20日は大阪から友人が遊びにきてくれました。彼女は初めてドレスデンを旅行するということで、まずは旧市街の観光名所、ゼンパーオーパー、ツヴィンガー宮殿、宮廷レジデンツシュロス、城館タッシェンベルクパレー、宮廷教会ホーフキルヒェ、ブリュールシェテラッセ、フラウエンキルヒェをぐるりと見て廻りました。お天気にも恵まれよい観光ができました。

それからドレスデン郊外のピルニッツ城に行きました。こちらは陽を浴びて輝くお城とバロック庭園がとても美しいのですが、今回は庭園は工事中で残念でした。季節になると椿展なども開催され、日本の椿もたくさん展示されます。
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夕日がきれいに見えるルイーゼンホフというレストランへ行きました。こちらも以前紹介しましたが、ドレスデンのバルコニーと呼ばれる場所に位置しています。jdgk20140105b_06予約をしていなかったので、残念ながら窓際の席には座れませんでしたが、レストランの大きな窓からはドレスデンが一望できました。


ドレスデンには、『Tomodachi Ltd.』という日本雑貨のお店があります。こちらのお店では日本雑貨を買うだけでなく、日本語や日本の文化も学ぶことができます。私もこちらで月に一度演奏し、日本の音楽を伝える活動をさせていただいています。

ワインを包んでいます
ワインを包んでいます

そして10月はドレスデンに住む友人たちと風呂敷ワークショップに参加してきました。一枚の風呂敷で、ワイン瓶、本、箱などいろいろな包み方を習いました。また大きな風呂敷や小さな風呂敷を使って、リンゴなどの果物を包んだり、手提げカバンにしたり、様々な使い方を教えていただきました。日本の風呂敷がこんなに魅力的なものだと改めて知ることができました。

本を2冊包んでいます
本を2冊包んでいます
長細い箱を包んでいます
長細い箱を包んでいます


jdgk20140105b_10そして10月末ごろには同じくTomodachi Ltd.にてお茶のワークショップが行われました。以前ドレスデンでお茶店を営んでいた韓国人の方が、世界の様々なお茶を紹介してくださり、それぞれのお茶の入れ方(お湯の適正温度や蒸らす時間など)を教えてくださり、実際に参加者みんなで8種類ものお茶を頂きました。日本の煎茶と韓国の緑茶では味や薫りが違っていたり、いつも適当に入れていたハーブティーも薫り豊かになり、新たなお茶の魅力を知ることができました。
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三宅 グバレフ 真紀子
香川日独協会会員。ドレスデン日本人女性の会会員。
2011年12月より本格的にドレスデンで生活することになりました。ドイツの家族やその友人、独日協会、日本人の会の方々に支えられながら、ドイツ生活を送っています。