ドイツ便り Oktober 2012

少し肌寒くなった10月。しかしお天気がよくて気持ちのいい日が多かったです。

10月3日。
ウクレレ奏者の友人に誘われて、エルベ川沿いでピクニックをしました。ウクレレ奏者の生徒さんやその友人が、老若男女、国籍問わず集まりました。もちろんほとんどがドイツ人ですが、アメリカ人やノルウェー人、日本人(私)がいました。みんなで食べ物や飲み物を持ち寄りました。私はお弁当を作っていきましたが、おにぎりがとても気に入っていただけたようです。そして、ウクレレを演奏したり、ドイツ民謡を歌ったりしました。日が暮れると子どもたちは帰宅しましたが、大人たちは火を起こし、キャンプファイヤーみたいにしてまだまだピクニックは続きました。とても楽しい時間を過ごせました。


10月20日。
とても天気のよい日で、この日は市内中心部からそれほど離れていない場所にあるグローサーガルテンに行ってきました。その名の通り、とても広い公園です。たくさんの人が散歩したり、ジョギングしたりしています。公演に入るとたくさんの木に囲まれておとぎの国に来たような気分でした。

公園内の小径を歩いていると、ひらひらと葉が散りとてもロマンチックでした。
池に太陽の光がきらきらと反射して、とてもきれいでした。カモや白鳥もいました。

公園内には小さな赤と青の2つの列車が走っています。
地元の子どもたち(鉄道好きなのか、何か協会があるのかはわかりません)が駅員さんをやっています。

私も列車に乗って公園内を回ることにしました。たくさんの人で空席を見つけるのが大変でした。黄金色に輝く木々の間を列車で走るのはとても気持ちがよく、街中にいることを忘れるくらい自然がたくさんで、紅葉を満喫できました。

列車から見た風景。
太陽の光が当たると葉が輝いて見えたのですが、写真では少しわかり辛いかもしれませんね。

VWの工場のそばにもこの列車の駅があります。約30分かけて公園内の5つの駅を回り、列車の旅はおわります。

三宅 グバレフ 真紀子
香川日独協会会員。ドレスデン日本人女性の会会員。
2011年12月より本格的にドレスデンで生活することになりました。ドイツの家族やその友人、独日協会、日本人の会の方々に支えられながら、ドイツ生活を送っています。