はじめまして。香川大学経済学部の三宅麻友美と申します。
私は大学の交換留学制度を利用し、九月から協定校であるライン＝マイン大学で経済学を学んでいます。こちらでの生活も早三ヶ月が経ちました。少しずつではありますが、自分の住んでいるWiesbadenの環境にも慣れ、充実した日々を送っています。
この度、私のドイツでの生活について寄稿させていただきます。
学校生活
私は、学業面では異文化コミュニケーションに力を入れています。大学のWiesbaden Bussiness School には様々な国籍の留学生が在籍しており、プレゼンテーションやディベートを通じていろんな価値観や考え方に出会うことができました。
ここでは生徒のほとんどがドイツで就職するために語学を学んでいる方で、ヨーロッパ圏以外にも、トルコ、コロンビア、パキスタンなど様々な国の友達ができました。みんな語学習得に対する意欲がとても高く、クラスについていくのはなかなか大変です。ですが彼らの将来のために本気で勉強する姿勢には、いつも刺激を受けています。
旅行
私は週末の休みを使い、観光地へ積極的に足を運ぶようにしています。
先日、大学の留学生対象プログラムを利用してベルリン旅行に参加してきました。ドイツの首都であるベルリンは、歴史的な建造物や行政機関の建物が多く存在しており、WiesbadenやFrankfurtとは違った雰囲気を味わうことが出来ました。
また、香川大学工学部に所属しており、現在ボンでインターンシップをされている清家さん、フランスの協定大学に留学されている濱本さんと一緒に、１１月３０日に行われたマインツ対ドルトムントの試合を観戦してきました。スタジアムでのサッカー観戦は初めてだったのですが、チャンスや得点時の盛り上がり、熱狂的なファンたちの寒さも吹き飛ぶような応援に圧倒されてしまいました。また、この日フル出場の岡崎慎司選手も見ることができ、とてもいい思い出となりました。
ベルリン・ユダヤ博物館では、ドイツとユダヤ人の200年の歴史に関しての展示品を見ることが出来ます。
最後に
私はこのドイツ留学を通じて、国際感覚を身につけ、海外で起こる様々なシチュエーションにも柔軟に対応ができるようになりたいと考えていました。海外生活についてまだまだわからないことも多く、またドイツ語も理想としていたレベルに到達したとは言えません。ですが、振り返っても確実に成長している実感があり、なにより周りのみなさんのおかげで楽しいイベントも多く、初めてドイツに来た時のような新鮮な気持ちで毎日を楽しむことができています。こちらでの生活も残り二ヶ月となりましたが、満足できる留学生活となるようにもう少しの間頑張ろうと思います。
最後になりましたが、応援してくださっている日独協会の方々にこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。帰国後お話しできることを楽しみにしております。
