みなさまご無沙汰しております。昨年は仕事に加え、交通事故にあったり、家族が日本から訪れドイツ・スイスを旅行したり、語学学校に3ヶ月通ったりと何かと落ち着かない日々でした。また、私事ですが、昨年の夏に取材をしていただき、2015年2月16日(月)20時~BS-TBSの『世界一周 魅惑の鉄道紀行「ベルリン~マイセン こだわりの食器が欲しい ドイツ憧れのマイセンへ」』の回に少し出させていただきました。もしかしたらご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
今年はまたドイツ便りを綴っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
2月14日はバレンタインデーでした。ドイツでは男性から女性へお花をプレゼントするのが通常です。ちなみにホワイトデーはありませんので、3月にお返しはしません。
今年はお花の代わりにレストランで食事をすることになり、そのついでに出かけることにしました。行ってきたのはドレスデンより南西のケムニッツです。工業都市で観光地としてはあまり人気はありませんが、こちらにある日本食レストランを目指していくことになりました。
まず始めにこちらの建物内を少し見学しました。
この建物の中は自然に関する展示コーナーがありました。木の大きなオブジェや動物の絵画の展覧会などを行っていました。またショッピングモールなので、いろいろなショップも入っていました。
ケムニッツの街並はこのような感じです。中心部は新しい建物が多いです。
中心部に素敵な建物を発見しました。こちらは旧市庁舎です。堂々として趣があります。
よく見てみると、白い建物と繋がっています。この白い部分は新市庁舎です。新市庁舎の入り口の上の窓のところにはからくり時計があり、ドイツ民謡に合わせて人形が回ります。数曲流れ、一曲ごとに手前になる人形が変わっていきます。
旧市庁舎の地下にレストランがあったので入ってみました。入り口も素敵でしたが、入ると小さな水辺もあり、木製の立派な人形がお出迎えしてくれました。
店内はこのような感じで、クラシック調の素敵なKellerでした。かつて地下室で使用していたものを内装に使っているのか、テーブルとテーブルとの仕切りに樽の一部が使われていたりして、料理が出て来る間も店内を見回して楽しめました。
小休憩の後は、場所を移動してケムニッツ城へやってきました。少し高いところにあるのでそこからの眺めが素敵でした。お城の周りの土がドレスデンではあまり見かけない赤色なのも印象的でした。
お城の近くには湖があり、そのほとりは遊歩道になっています。散歩やジョギングが楽しめそうです。また春になったらこの辺にはきっと緑が豊かになり、新緑を楽しめそうです。
格子模様がきれいなレストランでお茶をしたかったのですが、バレンタインデーに週末、予約でいっぱいで入れませんでした。近くにはこのような素敵なレストランがいくつかありましたが、どこも予約でいっぱいでした。
目的の日本食レストランも予約でいっぱいで、特に週末は5日前には予約がないと入れない人気店のようです。シェフはドイツ人ですが、日本で料理を学んだそうです。年金生活者なのでお店はあと2年くらいで閉めるとおっしゃっていたので、ご興味のある方はお早めにお越し下さい。
香川日独協会会員。ドレスデン日本人女性の会会員。
2011年12月より本格的にドレスデンで生活することになりました。ドイツの家族やその友人、独日協会、日本人の会の方々に支えられながら、ドイツ生活を送っています。