ドイツ便り August 2013

jdgk20131015-3みなさまご無沙汰しております。秋の気配を感じるようになったことと存じますが、いかがお過ごしでしょうか。ドレスデンは9月からコートが必要な寒さです。私事ですが8月9月は語学学校に追われ、ドイツ便りをお送りすることができませんでした。申し訳ありません。
これから少し振り返りながらお送り致します。


8月10日

人生で初めて『競馬』に行ってきました。日本で行ったことがないので違いがわかりませんが、こちらは子どもたちもたくさん来ていて、家族で休日を楽しむために来られている方々もたくさんいました。
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1枚目の写真は馬券を買ったり換金するところです。

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2枚目の写真はスタンドの周辺です。お祭りなどに比べるとスタンドの数は少ないですが、ビール、ワインなどの飲み物、焼きソーセージ、クレープなどのスタンドが所狭しと並んでいました。

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一般の入場者は座席のある建物の中や高いところからの見学ではなく、このように柵越しにレースを見ることができます。目の前で馬の走る姿を見られて近くにいた子どもたちも大喜びでしたし、私も童心に戻って観ることができました。

競馬情報には全く詳しくないのですが、全レース私も馬券を買いました。義母やその友人たちと行っていましたが、誰一人として競馬には詳しくなく、雰囲気を楽しむ程度でした。もちろんこちらでも子どもたちは馬券を買うことはできず、成人してからになります。

とてもお天気の良い日でした。レースの合間は散歩したりおしゃべりしたり。。。楽しい時間を過ごせました。
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Schießhaus

jdgk20131015-68月は夏の終わりを感じ始める時期です。昼間は暑くても朝夕は上着が必要になってきます。もう外で食事をする機会が減ると思い、夫のタンデムパートナー夫妻と一緒に屋外でドイツ料理を食べました。ツヴィンガー宮殿の近くのドイツ料理店で、観光客にも人気があります。こちらはそのお店の名物でもあるリーゼンシュニッツェルです。リーゼンは「巨大な」という意味です。その名と通り、お皿一面にお肉が広がっています。もちろん食べきれなくても「持ち帰りたい」といえば包んでくれます。この日は友人は食べきっていましたが、日本人女性同士で行くとたいてい半分くらいしか食べきれず、あとは持ち帰り夕食はカツ丼にするというのが私たちの間での定番です。
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そしてこれは「シュヴァインハクセ」ではなく「ラムハクセ」です。羊の太もものお肉をじっくりと煮込んだものです。お肉はとっても柔らかでソースととても合って美味しかったです。みなさまもドレスデンにお越しの際はぜひこのレストランにも寄ってみてください。レストランは『Schießhaus』と言います。
http://www.zum-schiesshaus.de/index.html


おにぎり

今年のいつごろからでしょうか。。。ドレスデンやその近郊で行われるお祭りになんと「おにぎり屋」さんのスタンドが出るようになりました。写真の男性が経営者のようです。肉味噌、梅、ツナマヨ、マッシュルームのバター醤油味、牛肉のしょうが味の5つの味がありました。お米は欧州産のこしひかりを使用していますので、日本米の甘みも粘りもあります。私も3種類食べてみました。具は和食風の味だけどドイツ人にも受け入れやすそうな味になっていました。美味しかったです。たくさんのドイツ人の方々が購入されていて、「おにぎり」の認知度もアップしたのではないでしょうか。
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三宅 グバレフ 真紀子
香川日独協会会員。ドレスデン日本人女性の会会員。
2011年12月より本格的にドレスデンで生活することになりました。ドイツの家族やその友人、独日協会、日本人の会の方々に支えられながら、ドイツ生活を送っています。