9月になるとドイツのいろいろなところでワイン祭りが行われます。ドレスデン近郊のラーデボイル（Radebeul）にあるヴァッカーバース（Schl oss Wackerbarth ）では今年もフェーダーヴァイザー祭 りがありました。フェーダーヴァイザー（Federweißer）は発行中のぶどう発泡酒です。この時期には毎年行われ、たくさんの人々がその時期にしか飲めないフェーダーヴァイザーを求めてやってきます。お祭りは9月13～15日の3日間行われました。
こちらがフェーダーヴァイザーです。こちらは白ワインになる途中のものです。見た目は濁っています。味は甘くリンゴジュースのようです。この日はお天気も良かったので、レストランのガーデン席に座り、このフェーダーヴァイザーに合うお魚料理をいただきました。
以前にも紹介したことのあるヴァッカーバースですが、何度行っても美しく広がるぶどう畑と美味しいワインが魅力的なところです。
売店でこのワイナリーで作られたワインや雑貨などが購入できます。ドレスデンへお越しの際はぜひ一度訪れてみてください。
http://www.schloss-wackerbarth.de
そしてこちらは陶磁器で有名なマイセンのワイン祭りです。今年は9月27、28日に行われました。27日は18時からの開催で、防寒対策をして16時半ごろ着くように出かけました。始まるまで広場の近くのショップなどを観て回りました。マイセンの食器は効果でなかなか購入できませんが、見て回るだけでもとても楽しいです。あるワイン屋さんの奥で座ってワインを頂ける場所があり、そこで暖をとりながらマイセンのワインを頂きました。そして広場に戻るとたくさんの人であふれていました。
おそらくマイセンやその近郊のワイナリーのスタンドがたくさん出ています。どこのワインがいいのか私はよくわからないので、友人に注文は任せました。
ドイツと言えばソーセージ。ワインのスタンド以外にももちろん食べ物のお店もいっぱいでています。そしてメインステージではクラシックやロックなどいろいろな音楽が演奏されて寒さに負けずお祭りはどんどん盛り上がっていました。
私たちはあるワイナリーのフェーダーヴァイザーを頂きながら、スタンドで買ったお肉や持参したお菓子をつまみながら、話に花を咲かせました。
ドレスデンからマイセンはSバーンに乗ると40分ほどで着きます。トラムなどの1日券や定期を持っていると通常のチケットではなく、トラムの4回綴り券（8€程度）をプラスで買えば行くことができます。いつも車で行くので、列車で行ったのは今回が初めてでしたが、意外と身近な街だと感じました。
三宅 グバレフ 真紀子香川日独協会会員。ドレスデン日本人女性の会会員。
2011年12月より本格的にドレスデンで生活することになりました。ドイツの家族やその友人、独日協会、日本人の会の方々に支えられながら、ドイツ生活を送っています。