ドイツ便り Juli 2012

日本は猛暑と聞きますが、ドレスデンの7月は肌寒い日が続いていました。
それでも時折は夏らしい暑い日もあったり、夕立もあったり・・・。

そんな7月にまずびっくりしたこと。それは、リビングの窓からキツネが見えたことです。住宅街に野生のキツネが現れるのは、ドレスデンでも珍しい事だそうです。思わずシャッターを押しましたが残念ながら少しピンぼけしています。


お天気のよい日は、ドイツの家族やその友人とバーベキューを楽しみました。日本と違って、ステーキが出てくるのには驚きました。心地よい空の下、会話も弾みました。ちなみに、こちらの家族はザクセンの独日協会のメンバーです。

また、お天気のよい日は、旧市街地を散策するのも楽しみの1つです。最近はたくさんの観光客で賑わっています。もちろん日本人の団体もいくつか見かけました。



7月には個人的なことですが、私の誕生日もあり、誕生日プレゼントとしてドイツの家族とその友人と、ヴァカーバース城(das Schloss Wackerbarth)に行きました。
こちらにはワインぶどうの畑が一面に広がっていて、ワイン工場もあります。2012年にザクセンの「良い景色」にも選ばれたところだそうです。この日は、建築家でもあり芸術家でもある、フンデルトヴァッサーの絵画展が行われていて、絵画を鑑賞しました。それから、ぶどう畑を散策したり、もちろん、こちらのお城で作られたワインやゼクトも堪能しました。生バンドでフンデルトヴァッサーにちなんだ音楽の演奏があったり、ジャズのライブもあったりで、とても楽しい時間を過ごすことができました。

三宅真紀子
香川日独協会会員。ドレスデン日本人女性の会会員。
2011年12月より本格的にドレスデンで生活することになりました。ドイツの家族やその友人、独日協会、日本人の会の方々に支えられながら、ドイツ生活を送っています。