ドイツ便り Dezember 2013

jdgk20140212a_16みなさま今年もよろしくお願い致します。

昨年もまた12月に若者の会の国方恵美子さんがドイツに来られ、12月27日~29日は一緒にドイツ国内を旅行しました。


まず訪れたのはリューベックです。中央駅には、香川出身の方が迎えにきてくださり町を案内してくださいました。
jdgk20140212a_01中央駅から町へ向かうとたくさんのれんが造りの建物が見え、ふだん生活をしているドレスデンとは違った街並を楽しむことができました。

jdgk20140212a_02こちらは有名なホルステン門です。堂々としたれんが造りが印象的です。
レンガの重みで中央が少し下がり、建物が傾いていますが、それもまた歴史を感じさせます。

jdgk20140212a_03こちらはマルチパンの本店です。色とりどりのマルチパンが所狭しと並んでいます。
このサンタクロースの人形もマルチパンでできています。お店のショーウィンドウにはいろんな物語(『ヘンゼルとグレーテル』や『白雪姫』など)をモチーフにしたマルチパンの人形や建物などが飾られています。

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暗くなってからクリスマスマーケットに行きました。ドレスデンに比べると規模は小さいのですが、北欧系のグリューワインや軽食があり、北欧に近く海があるリューベックならではだと思いました。
この後、かつて香川大学に留学していたトビアスくん(日独協会のイベントにも何度か参加されていると思います)とも再会しました。

jdgk20140212a_05こちらは中央駅です。レンガの建物が印象的でした。

今回は1泊しかしませんでしたが、とても素敵な町でしたので、今度はもう少し長く滞在して、川のほとりを散歩したり船で周遊したりしたいと思いました。また町にはデンマークから来た雑貨などもあり、そういうのを見て回るのも楽しいです。


次に向かったのはハンブルクです。ここでは国方さんのご友人にお会いするのが目的だったのであまり滞在時間をとっていませんでした。残念ながらご友人は体調を崩されお会いすることができませんでした。
そこで、わずかな時間ではありますが少し町を散歩しました。
jdgk20140212a_06中央駅から市庁舎へいく途中にまだやっているクリスマスマーケットがありました。それを見て回りました。

jdgk20140212a_07また駅の周辺には大きな教会が2つありました。中を見る時間はありませんでした。
奥に見える、白い壁で緑の屋根の建物が市庁舎です。市庁舎前のクリスマスマーケットは残念ながら終了していました。

jdgk20140212a_09せっかくハンブルクに来たのだからと、お昼はお魚料理を頂きました。大きなカレイですがお値段は良心的でした。美味しくいただきました。
今回はこれでハンブルクの滞在は終わりです。数年前に港町の辺りを散策しただけなので、今回はもう少し中央駅付近を見られたらと思いましたが、もともとの目的が観光ではなかったため、あまりに短い滞在時間でほとんど何もみることができませんでした。次回はもう少しゆとりをもって滞在したいと思いました。

それから、国方さんの滞在しているベルリンの家族を訪ねました。そして翌日ドレスデンへと彼女とともに帰りました。


30日はドレスデンを観光しました。前回彼女が来たときは、中世のクリスマスマーケットを見たり、マイセンへ行ったりしたので、今回は新市街を案内することにしました。今回のルートは4年ほど前に語学留学をしていた時に、地元の大学生が案内してくださったルートです。

jdgk20140212a_10こちらはマルティン ルーター教会です。今回は教会の中は見ませんでしたが、ここでは時々コンサートも行われています。

そして今回の観光のメインはクンストホーフパッサージです。
jdgk20140212a_11初めてこの建物を見た時わくわくしたのを思い出します。
jdgk20140212a_12こちらは壁に波模様の鉄?が飾られています。これが何を表しているのか、よくわかっていません。。。

この辺りは、アートの町と言われ、ハンドメイドの洋服や雑貨店などがあります。お店では実際にハンドメイドをしている方とお話したりしながら買い物ができ、それがまた楽しみの一つでもあります。この辺りのカフェもおしゃれです。
jdgk20140212a_13こちらは雨どいの建物です。雨の日もとても楽しい気分になれそうです。
この道の一本となりの道にいくと日本雑貨のお店があります。そこでは買い物するだけでなく、日本語を学んだり、いろいろなワークショップが開催され、ドイツ人や日本人の交流の場となっています。


31日から1月1日にかけては、シラープラッツにある『シラーガルテン』というレストランのガルテンで過ごしました。
jdgk20140212a_14ここからはブラウエス ヴンダーがよく見えます。この日は15時からレストランの通常業務は行われず、ガルテンで大晦日のイベントが行われます。ガルテンに入るのにも入場料がいります。音楽が流れ賑やかでした。
ガルテンに入ると、オレンジジュースとゼクトが無料で配られていました。
jdgk20140212a_15オレンジジュースを持つ国方さんです。
jdgk20140212a_16せっかくなので一緒に写真を撮っていただきました。
暖冬とはいえ、深夜になると冷え込むし、長時間外にいると体が凍えてきます。グリューワインを飲んだり、ソーセージやグラーシュスープを食べたりして暖をとりました。

年が明ける前はカウントダウンが始まり、0時になると花火があがります。ベートーヴェンの第九とともに約20分に渡り大きな花火があがりました。
jdgk20140212a_172014年がみなさまにとって幸多き年になりますように。


三宅 グバレフ 真紀子
香川日独協会会員。ドレスデン日本人女性の会会員。
2011年12月より本格的にドレスデンで生活することになりました。ドイツの家族やその友人、独日協会、日本人の会の方々に支えられながら、ドイツ生活を送っています。

「ドイツ便り Dezember 2013」への1件のフィードバック

  1. こんにちは。Lubeckでの日本語ガイドを検索していますが見つかりません。紹介して頂ければありがたいです。
    私は昨日Lubeckへ来てPark Inn Hotelに26日まで滞在し、27日Doresdenへ行く予定です。
    当方は80歳日本人男性の一人旅、9月中旬までドイツ観光の予定です。

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