2014年5月11日(日)、素晴らしい五月晴れの午後、香川日独協会の定例総会が、JRホテルクレメント高松にて行われました。
今年の総会では、フローリアン・イェーガー ドイツ領事と神余前ドイツ大使の記念講演も予定されており、71名の多数の出席を得て、盛大に開催されました。
議案審議
武部会長の進行により、審議された議案は次の通りです。
- 第1号議案 2013年度事業報告書承認の件
三谷理事より、協会会報第19号をもとに、昨年度、日独交流を深めるため各種行事を実行した旨報告があり、承認されました。 - 第2号議案 2013年度収支決算書承認の件、監査報告
川井田理事収支決算書の報告、大西監事より監査報告があり、承認されました。 - 第3号議案 2014年度事業計画案
三谷理事より提案があり、今年度は独日協会ボンとの姉妹提携20周年記念行事が10月に予定されており、オクトーバーフェストを併せて行うことも含め今年度の事業計画が承認されました。 - 第4号議案 2014度収支予算案承認の件
川井田理事より提案があり、承認されました。 - 第5号議案 役員交代承認の件
武部会長より大倉工業(株)総務部次長の今村理事が異動のため、田中祥友氏が残任期間を務められることの報告があり承認されました。
記念講演会
講演(1)『記念の年、2014年―ドイツ外交の使命』
ドイツ連邦共和国領事
フローリアン・イェーガー 様
講講(2)『日本とドイツーアンビヴァレントな経済大国の行方』
関西学院大学副学長(前駐独日本大使)
神余 隆博 様
レセプション
レセプションは総会並びに講演会終了後、午後6時すぎから3F玉藻に会場を移し、講演いただいたイェーガー・ドイツ連邦共和国総領事および関西学院大学副学長・前駐独大使神余隆博ご夫妻をお招きし、有福会員の司会進行により、盛大に開催されました。
向井副会長の開会の辞の後、高松在住のシンガーソングライター敦賀ひろきさんによるドイツ国歌および日本国歌の独唱がありました。引き続いて、武部会長が挨拶を行い、ご多忙の中御臨席を賜りましたご来賓の皆様を代表して香川県知事 浜田恵造様、高松市長 大西秀人様から祝辞を頂戴いたしました。
アトラクションとして、両国家を独唱された敦賀さんによる演奏が行われ、東日本大震災のエピソードをもとに作曲された歌、瀬戸内の多島美をイメージした歌、計2曲が披露されました。
次に、留学生へ奨学金の贈呈として、武部会長より香川大学大学院工学研究科の上村昌史君、香川大学経済学部の神原啓大君、香川大学のドイツ人留学生ニコ・デア君とユリア・トラウトマンさんに奨学金が贈呈されました。
そして、中村名誉会長の乾杯の音頭で懇談に入った後、おいしいドイツ料理とドイツワインを堪能し、旧交を温める方、初対面の方、会場の至る所で会話が弾み、賑やかで楽しいひとときを過ごしました。
最後に、西原副会長の閉会の辞により大盛況のうちにお開きとなりました。