駐日ドイツ大使歓迎

平成28年4月12日火曜日、ハンス・カール・フォン・ヴェアテルン駐日ドイツ大使夫妻が、G7情報通信会合で参加者が訪れる予定の直島を視察されました。それを機会に、香川日独協会は大使夫妻の歓迎会をJRホテルクレメント高松で18時30分から開催しました。

ヴェアテルン大使は、ご挨拶の中で「大臣会合の大成功を願っています。香川は美しく、直島の人たちは大変友好的でした。初めての訪問でしたが、また香川県を訪れたいと思います」と香川に好印象を持たれたことを話されました。

大使はたくさんの参加者と親しく歓談されました。筆者も香川とドイツの歴史的な結びつきとして、100年前の第一次世界大戦期に丸亀にドイツ人俘虜の収容所が設置され、300名余りのドイツ人将兵が2年5か月にわたって生活し、丸亀の住民との間で交流があったことを当時の写真をお見せしながら説明させてもらいました。大使は興味をもって話を聞いてくださいました。板東俘虜収容所のことはご存知でしたが、丸亀で収容されていた俘虜が、その後に板東に移ったことをお話すると、「ああ、そういうことだったのですね」と納得していただけました。大使に香川とドイツとの歴史的つながりを覚えていただければ、大変うれしく思います。

丸亀市会員 田村慶三