10月27日(日)午後5時より高松市北浜町の「カフェスタイル HAZUKI」を会場に、約50名のみなさんの参加を得てオクトーバーフェストが開催されました。
まず、多田野会長よりご挨拶をいただきました。以下はその概略です。
ご報告になるが、10月10、11日にボン独日協会のザビーネ会長さんをはじめとするドイツ人一行8名が高松に来られた。 これは『ブラナイトプロジェクト』によるもので、ドイツが日米仏3国と提携し、産業技術の相互発展をはかるプロジェクトを進めている。 日本では香川県と長野県の2県でしか会議を設定しておらず、香川大学にてシンポジウムを行い、県内産業界の代表と交流した。ザビーネ会長さんらは大変喜んで帰られた。 そのとき交流された方が本日も多数参加されているが、本日もビールやワイン、美味しい料理でおおいに楽しみましょう。
つづいて、香川県スポーツ協会事務局長の高井信一さんより「第46回日独スポーツ少年団同時交流」について報告していただきました。
日独スポーツ少年団同時交流は、1974年に日本スポーツ少年団とドイツシュポルトユーゲントが交流協定を結んでスタートしました。目的は、両国の青少年が互いに交流を深め、相手国の文化を理解することで、両国の少年団の活性化と、将来の指導者をめざす者の研修の場とする、というものです。今回高井さんは、四国4県から選ばれた男子6名、女子3名から成るグループの指導者として引率され、7月31日から8月14日にかけて、フランクフルト、ザールラント州、ラインラント・プファルツ州、ベルリンを訪問されました。
この日は、日独スポーツ少年団同時交流に長年尽力されてきたヘルムート=ランゲさんが奥様のビルギットさんとともに招待されていて、ヘルムートさんからご挨拶をいただきました。
今日お集まりの方々には知り合いが多く、久しぶりにお会いできたことを大変うれしく思っている。 同時交流の14回の時に住谷さん、46回の時に高井さんと知り合った。1988年にドイツのグループを引率して四国そして香川に来た。 それ以来、ドイツで交流学生のお世話やとりまとめのアレンジをしてきた。これまで交流した日独の若者は、のべ1万2000人にのぼっている。 スポーツを通じての交流・親睦・理解を言葉なしでも深めることができると信じている。 今でも日独両国からそれぞれ120余名の若者が交流している。この場をお借りして、こうした交流をご支援、ご指導していただけるようお願いします。 妻ビルギットとともに、このような会にお招きいただいて心から感謝している。
ゲストの玉井紀好さん(上写真左端)は高校生のとき同時交流で訪独し、また1988年に香川を訪れたヘルムートさんたちと交流しました。田村副会長は、その際に歓迎パーティーで玉井さんら高校生と「桃太郎」のドイツ語劇をドイツの少年団に披露しました。ヘルムートさんも劇のことを覚えていて、三人は30年前の交流を懐かしく思い出しながら昔話に花を咲かせていました。